コラム

【効率化】動画編集の時間短縮をするには?【具体的な7つの方法】

  • 動画編集の時間短縮のやり方がわからない
  • 動画編集の効率を上げたい
  • 動画編集にかかる適正な時間が知りたい

今回の記事はこのような悩みを持つ方向けとなっています

この記事では

動画編集の時間短縮をしてより多く依頼をこなして稼ぎたい方

に向けて、時間短縮のコツをわかりやすく解説をしていきます

✓本記事の信頼性

  • ムビスク!運営事務局長
  • 動画編集を始めて半年で収益6桁
  • 動画編集スクールをいくつも取材
  • 動画編集を学ぶ人のサポーター
本記事の内容
  1. 動画編集の時間を短縮する方法
  2. 動画編集の効率を上げる具体的なテクニック
  3. 動画編集にかける時間の目安
  4. 動画編集の時間単価を上げる方法

「動画編集で依頼を受けてるけど、かかる時間を考えたらバイトのほうが時給いいんだけど、、、」という人の悩みを解決していきます

本記事を読めば「動画編集にかける時間を短縮する方法から更に稼ぐためのポイント」までがわかるようになります

「動画編集って手間ばっかりで稼げないからやめようかな」と感じている人の現状を変える役に立つと思いますよ

それでは、さっそく見ていきましょう

最初は動画編集には時間がかかるものです

作業時間を短縮するには知識と技術の両方が必要になります

\ 動画編集はスクールで学ぼう /

動画編集の時間短縮する7つの方法

動画編集の時間短縮する7つの方法

✓動画編集の時間を短縮する7つの方法

  1. 素材を事前に用意する
  2. マルチタスクをしない
  3. ショートカットキーの活用
  4. ジャンルを選ぶ
  5. テロップは全文入れをしない
  6. こだわり過ぎない
  7. 高性能なパソコンを使う

動画編集にいまどれくらい時間をかけていますか?

どんな動画かによって編集にかかる時間は変わるので、何時間だから早いとかではありません

「もしかして動画編集の時間かかり過ぎ?」

と少しでも思う人はこれから紹介する方法を試す価値があるはずです

「自分は動画編集は十分ベストな時間で出来ている」と思う人はこれから紹介することは既に出来ているはずです

動画編集は時間がかかると感じている方はぜひ参考にしてみてください

時間短縮法:①素材を事前に用意する

✓動画に使う素材

  • 元の動画
  • エフェクト
  • SE、BGM
  • 画像、イラスト

動画編集する前に使う素材は全部用意しておきましょう

基本的に仕事として動画編集を受けるなら必要な素材は依頼主が用意してくれます

しかし細かいエフェクトやSE、BGM、画像まで完璧に用意されていることは珍しく

ある程度は自分で用意したものを使用することが多くなります

一般的な素材はあらかじめ用意をしておくと動画編集を始めるまでの準備が少なくてすみます

よく使う素材を把握していると編集のやりやすくなります

必要な素材がなくそのたびに用意していたら時間かかるので、準備の段階から時間を短縮する工夫はしておきましょう

動画編集に取り掛かるまでの準備も短縮できます

時間短縮法:②マルチタスクをしない

✓マルチタスクの欠点

  • 動画編集作業は2つを同時に出来ない
  • マルチタスクではなく寄り道
  • 余計な作業をしてしまう
  • 手順が前後して手直しが増える

一般的にマルチタスクできる人すごい!というのが一般的なの感覚だと思います

ですが、実際のところ動画編集に限ってはマルチタスクはやらない方が早い

カットをしてから、テロップを入れていて、

  • やっぱりここもう少しカットしたほうがいいな
  • ここにこのSEつけるといいかも

このように作業途中で寄り道してしてしまうと完成までかなり遠回りすることになります

動画編集ソフトは複数の作業を同時にやってくれません

同じ作業は一つにまとめるシングルタスクが一番の時間短縮だと覚えておきましょう

集めておいた素材を取り込む作業など、何でもまとめる意識があるとベスト

動画編集ソフトは一つずつ進めるのがベストです

編集手順も決めよう

✓さらに動画編集を早くする方法

  • 各編集工程の順番を決めてしまおう

動画編集ソフトは複数の作業を同時にやってくれません

自分がやる動画編集の作業の整理整頓をすれば無駄が省かれていくでしょう

効率の良い動画編集の手順はこちらの記事で詳しく紹介しています

≫【効率UP】動画編集やるなら作業の順番は固定しよう【順番は重要】

動画編集ソフトは一つずつ進めるのがベストです

時間短縮法:③ショートカットキーの活用

✓ショートカットキーって必要?

  • 間違いなく必要、活用しないと損する機能です

動画編集ソフトにはショートカットキーが設定されていたり、自分で設定してカスタマイズできます

ショートカット機能を使わなくても編集できるので使っていない人もけっこう多くいます

実際に使ってみたところで短縮できるのは1つの作業につき数秒程度なのでわからなくもないです

しかし、たとえ数秒でもショートカットキーを使っていない方は考えてみてください

時間短縮に必要なこと

  • 例え数秒であっても繰り返す作業は短縮する

たった数秒、されど数秒です

1つの動画で使う機会が数十回程度ですが、いくつもの動画編集をしていく中で大きな時間の差になります

最初は使いにくいかもしれませんが、使っていかないと積もり積もった時間差が大きな時間になります

ショートカットキーで短縮できる数秒を軽く見てはいけません

高機能マウスも使おう

✓ショートカットキー番外編

  • ゲーミングマウスでもショートカットキーを設定できる

動画編集をするときにどんなマウスを使ってますか?

マウスにはショートカットキー登録できる物があるので、それを使ってよく使う機能を登録しておくと快適です

カット、コピー、ペーストなどをマウスだけでできると作業が格段に早くなりますね

動画編集工程をまとめることが大事だといいましたが、操作もキーボードだけで、マウスだけにまとめると時間短縮になります

ショートカット機能があって価格が安くておすすめのマウスはこちら

マウスによく使う機能がつくとかなり時間短縮できます

時間短縮法:④ジャンルを選ぶ

✓ジャンルによる編集時間

  • 編集の少ないジャンルなら短時間で完成する

動画によっては時間のかかるジャンルがあります

一番編集がかんたんな動画はノーカットの動画にする前提で撮影されている動画です

メンタリストdaigoさんの動画はノーカットなので編集はほとんど時間がかかりません

ジャンルはたくさんありますが、次の条件に当てはまる動画をだと作業が早いですね

✓編集に時間がかからない動画

  • トークメインの動画
  • 素材の動画が短い
  • 素材の動画が一つ
  • 複数でも素材の動画の順番が決まっている

✓当てはまるジャンル

  • 教育
  • ゲーム
  • ペット
  • フィットネス

逆に時間がかかる動画の種類はこちら

✓編集に時間がかかる動画

  • エンタメ系
  • 素材の動画が多い、長い
  • エフェクトをたくさん使う
  • テロップが多い
  • アニメーション動画

✓当てはまるジャンル

  • 漫画
  • アニメーション
  • Vtuber
  • Vlog
  • バラエティ
  • メイク・ファッション

この辺の動画は細かい編集が多くなります

ジャンルによって編集時間の差は出ます

副業などで依頼を受けるなら、ジャンルを選ぶのもおすすめ

時間短縮法:⑤テロップは全文入れをしない

✓テロップの入れ方

  • 要所のみに入れる
  • 一字一句入れる

テロップは基本的に話している内容の中から要点だけ入れるようにしましょう

一字一句入れることが条件になっていない限り、まず問題ありません

テロップを要点に絞るだけでもテロップにかかる作業時間を半分にできます

動画のテロップを一字一句入れる必要性はないです

そもそも視聴者は動画を見ているので、文字を真剣に読んでいません

内容が分かる範囲でテロップを削ることは動画編集の時間短縮には大事です

テロップは必要な内容だけに絞れば少なくてすみます

時間短縮法:⑥こだわり過ぎない

✓動画編集の完成とは?

  • 思っている出来栄えの60点くらいでOK

動画編集をやっていると楽しくて

  • こんなエフェクトがあると華やか
  • ここにSEを入れるとより面白くなりそう

とついつい作業を増やしていませんか?

動画編集はクオリティを高めようとしたら、いくらでも手間をかけられます

でも、どこまでも手間をかけていられないので、イメージする動画の60点程度の出来栄えを目指しましょう

実際のところ、編集者の60点でも十分に良い出来であることがほとんどです

クオリティの低い動画を作るわけではなく、自分が決めた時間設定の範囲でできるだけ高品質なものを作るようにしましょう

こだわりは大事ですが、決めた時間内でできる範囲にしておきましょう

時間短縮法:⑦高性能なパソコンを使う

✓良いパソコンを使う理由

  • パソコンの処理時間をかなり短くできる

動画編集に必要なものは、パソコンと動画編集ソフトだけです

編集に使うパソコンは一般的な家電量販店で売っているものよりも高いスペックが求められます

良いパソコンを使うだけで、誰でも簡単に処理の時間短縮ができます

予算に余裕がある方はできるだけ良いパソコンを使うことをおすすめします

最初から高額なパソコンを勧めたりしませんが、動画編集を仕事・副業にしようとしていて、ある程度稼げるようになってきたら時間単価を意識しましょう

✓時間単価とは

  • 自分の時間がいくらになるかを表す金額

時間を作り出してくれるお金の使い方は十分に価値があります

高いパソコンを買ってもその分、作業が早くなり稼げる金額が増えるならそっちの方がお得という考え方です

パソコンの処理時間が変わるだけでも、作業時間は大きく変わってきます

動画編集にかける時間の目安

動画編集にかける時間の目安

ここまで動画編集にかける時間短縮をしようとお伝えしてきました

「時間短縮が大切なのはわかったけど、自分の編集にかける時間が長いのかわからない」と言う方もいるでしょう

それぞれの作業の目安の時間を詳しく紹介していくので、そちらを参考にしてください

✓目安にする動画

  • Youtube用の10分の動画を編集時間の目安にします

動画編集にかかる時間の目安を知っておきましょう

編集時間の目安:①カット

✓カットの時間目安

  • 30分~120分

カットに関しては素材の動画によってけっこう差が出てきますね

撮影が上手でほとんどカットが必要ないものなら30分くらいでできます

目標としては1時間で良いでしょう

逆に時間がかかってしまう動画の特徴は次の通り

✓カットに時間のかかる動画

  • 話の間の無言が多い
  • よく噛んでしまっている
  • 順番を入れ替える必要がある
  • どこを使っていいかよくわからない

このような動画の場合は、120分以内で済ませることを目安に編集作業をしましょう

素材の動画によってカットにかかる時間は大きく変わります

編集時間の目安:②テロップ

✓テロップの時間目安

  • 30分~120分

テロップは動画がわかりやすくなるように入れていきます

撮影者の言いたいことがわかりやすいと要約もしやすいので早ければ30分でできることもあります

目安としては1時間くらいを目標にしていきましょう

テロップに時間がかかる動画は次の通り

✓テロップに時間のかかる動画

  • 全文を入れる
  • 要点がわからない
  • 声が小さい
  • デザインが決まっていない

カットやテロップは単純作業に近いので、どれだけ時間短縮できるかが腕の見せ所です

テロップは話し手の言いたいことがわかりやすいと早くできます

編集時間の目安:③エフェクト

✓エフェクトの時間目安

  • 0分~120分

エフェクトは動画のジャンルによって数がかなり違い、トーク系の動画ではエフェクトがないこともあります

エンタメ系の動画は派手にいろんなエフェクトを使うこともあるのでかなり時間がかかることも

✓エフェクトを早く入れるコツ

  • 数をこなして慣れる
  • 使うエフェクトの種類を少なくする

エフェクトは演出だけなので、同じものを他の動画にも使い回すこともできます

そして入れるポイントなんかも慣れとセンスなので、やればやるほど早くなります

標としては60分のイメージでやっていきましょう

素材の動画によってカットにかかる時間は大きく変わります

編集時間の目安:④SE、BGM

✓SE、BGMの時間目安

  • 30分~60分

ここまでの動画編集の作業の中でどこにどの音を入れるかイメージができていると早く終わらせることができるでしょう

BGMは同じ曲をずっとかけるだけ、SEもほとんど入れない動画なら30分以内で終わったりします

SEは動画編集ソフトに入っているものを使えば、素材を探す手間もありません

BGMは指定がなければ、こちらで適当なものを入れることになるので、予めフリー素材を集めておくと効率が良くなります

こちらの目標は30分で行ってみましょう

使いやすいBGMやSEは持っておくと便利です

編集時間の目安:⑤画像挿入

✓画像挿入の時間目安

  • 15分~60分

画像挿入は次のような条件だと早く終わります

  • 画像がすでに用意されている
  • どの時間に挿入するか考えられている
  • 枚数が少ない

仕事として編集を請け負っている場合、画像の枚数が多くなればなるほど時間がかかるので、あまり画像が多いときは追加で料金をもらっても良いかもしれません

条件が揃っているのであれば、1つの画像あたり5分を目安にして作業をしてみましょう

画像は用意されていれば、短時間で済ませられます

編集時間の目安:⑥最終確認

✓最終確認の時間目安

  • 15分~30分

すべての作業が一通り完了したら、一度は最初から通しで確認をしてみましょう

10分の動画なので、何事もなければ10分で終わるはずです

動画を見つつ微調整したいところをタイムスタンプを見ながらメモしておいて、後でまとめて修正します

そこまで含めて30分を目標にしましょう

最終確認は一気に動画を飛ばさずに全部見ましょう

編集時間の目安:⑦出力

✓出力の時間目安

  • 30分~60分

出来上がった動画を書き出していきます

この時間はパソコンのスペック次第なので変えられません

書き出し中はパソコンは全力で働いているので、他の作業をすることもできなくなります

この時間を短縮するにはパソコンを高性能にするしかないです

動画の書き出しはパソコン性能次第です

編集時間の目安:⑧サムネイル作成

✓サムネイル画像作成の時間目安

  • 10分~30分

サムネイルは動画の顔になる重要な画像です

サムネイル作成だけを仕事にする方もいるので必ずしも自分で作るわけではありません

背景画像と文字と軽い装飾くらいならすぐ出来てしまいますが、きちんと集客につながるものを作るならある程度の時間は必要でしょう

サムネイル作成も動画づくりには必要です

動画編集の時間単価を上げて稼ぐには

動画編集の時間単価を上げて稼ぐには

動画編集の仕事を時間短縮したい方の中には「短時間で編集して稼げるようになりたい」と考えている方も多いです

そのような方のために動画編集の仕事でより稼ぐにはどうすればいいかを紹介しておきたいと思います

時間短縮を目指す方の多くが収益を増やしたいと考えています

作業時間を短縮する

✓作業時間を短縮する理由

  • できる仕事の量が増えるから稼げる

この記事を読んでくださっているので言うまでもありませんが、作業にかかる時間が短くなったら稼げる金額は増えます

同じ時間でもより多くの依頼をこなせるようになるので、同じ単価の動画編集案件でも1ヶ月でできる案件数が増えます

同じ単価の案件なら早くできる方が稼げます

スキルを伸ばす

✓スキルを伸ばす理由

  • 受ける仕事の単価を上げて稼げる

動画編集のスキルが上がると一つの依頼の単価を上げることができます

強みとなる自分なりの編集を身につけましょう

✓自分の編集強み例

  • すごく面白くエンタメ動画を作れる
  • 料理動画をわかりやすく編集できる
  • SE、BGMの付け方がかっこいい
  • エフェクトがすごい

こうした強みがあるとその分単価の高い仕事を受けることができます

動画編集の時間短縮にも限界があるので、単価を上げに行く方法はいずれ考える必要があります

単価の高い仕事を受けられるスキルを身に着けましょう

競争率の低いジャンル

✓競争率の低いジャンルを選ぶ理由

  • みんながやりたがらない仕事は価格が上がるので稼げる

動画編集の中でも編集が面倒だったり、特定のジャンルの知識がないとだめだったりする場合、競争率は低くなります

依頼者も仕事を受けてくれる人がいないと、金額を上げて応募してくれる人を探すしかなくなってきます

案件としては少数ですけど、こうした不人気の仕事を拾っていくと単価を上げることに繋がるのでおすすめです

不人気な分野の動画をうまく編集できる人は貴重です

仕事を外注する

✓仕事を外注する理由

  • 一人でできる仕事には限界がある
  • 人に仕事を任せる立場になると飛躍的に稼げる

動画編集で稼ぎたい方が最終的に目指すべきポジションは動画編集の仕事を管理するディレクターの立場になることです

動画編集は依頼を受ける側よりも依頼する側の方が稼げます

自分のスキルを磨いて仕事を多数受注できるようになったら、その仕事を外注して確認を行う立場にシフトして行きましょう

外注することで引き受けられる仕事を増やしてより多く稼げるようになりますよ

仕事が1人でできない量になったら人に任せることを考えよう

動画編集の時間短縮する方法まとめ

動画編集の時間短縮する方法まとめ

✓動画編集の時間短縮まとめ

  1. 素材を事前に用意する
  2. マルチタスクをしない
  3. ショートカットキーの活用
  4. ジャンルを選ぶ
  5. テロップは全文入れをしない
  6. こだわり過ぎない
  7. 高性能なパソコンを使う

動画編集ははじめのうちはかなり時間がかかるものですが、慣れてくるとかなり短縮もできるようになってきます

動画編集の時間短縮を目指すなら、本記事にまとめたことを試してみてください

作業にかかる時間が短縮できればできるほど空いた時間を使えるので、空いた時間を使ってさらに動画編集で稼ぐことにも繋がります

限られた時間で最高のパフォーマンスが出せるようにしていきましょう

\ 動画編集はスクールで学ぼう /